正装用の着物にはどんな種類があるの?その特徴について

着物にはいろいろな種類がありますが、買取を考える機会に正装用の着物の種類と特徴について調べておきましょう。

 

着物は種類によって価値も変わってくるので、買取の際には売りたい着物がどんな種類に分類されるかを知っておくと良いですね。家にある着物の価値が分かると買取価格もある程度想定できるかもしれません。

 

着物のさまざまな種類

 

西洋の文化において服装に正装用と普段着用があるのと同じように、東洋の文化でも服装においてそれは同じです。日本の象徴である着物にも、実は正装用と普段着用の格付けがあるのです。現代では着物を着ることが少なくなっているので、どんな着物が正装用または普段着用なのか区別が付かないかもしれません。

 

しかし正式な場に何も知らないで普段着用を着用して行っては大変です。

 

和装を着用して出かける際でも、その場にふさわしいきちんとした身なりをしていることは大切ですよね。正装用だと思っていた着物が実は違ったなんてことがないように、着物の種類を把握しておきましょう。

 

また正装用の着物であっても、その中でさらに格付けがあります。少々複雑に思えるかもしれませんが、その時その場所でふさわしい和装は異なってくるので特徴を押さえておきましょう。

 

正装用の正礼装について

 

正装用の着物は大きく分けて、正礼装と準礼装、そして略礼装の3つの種類があります。

 

その中でも正礼装は一番格付けが高いとされていて、成人式や冠婚葬祭、叙勲などで着用されます。まず成人式と言えば思い浮かぶのが華やかな振袖ですね。

 

振袖の種類は大振袖と中振袖、小振袖とに分かれていて、一般には未婚の女性が着用するとされています。成人式や花嫁衣裳として振袖が着用されるのはそのためなのですね。

 

振袖の柄もさまざまで、一般的なのは絵羽模様がある華やかな柄ですが、他にも無地や小紋などの振袖もあります。

 

正礼装は振袖の他にも、黒留袖や喪服があります。黒留袖は既婚女性が着用するもので、結婚式や披露宴などの際に用いられます。黒留袖は絵羽模様が腰より下に描かれているのが特徴なので見分けが付きやすいでしょう。

 

正装用の準礼装と略礼装とは?

 

準礼装に含まれる着物は色留袖があります。黒留袖は既婚女性のみが着用できるのに対し、色留袖は未婚女性でも着用することができます。

 

黒留袖は五つ紋を付けますが、色留袖は五つ紋の他に三つ紋や一つ紋を付けることもあります。華やかでありながら落ち着いた雰囲気もある色留袖は、結婚式や披露宴、祝賀会などで着用されることがあります。

 

準礼装とも略礼装とも格付けされるのは、訪問着と色無地です。訪問着は美しい絵羽模様があり、全体の絵羽模様がつながって見えるのが特徴です。結婚式の席にも着用することができますし、お茶会や行事などのさまざまな場面で用いられるので便利な着物ですね。

 

色無地は明るい色や暗い色のものがありますが、場面に合わせて使い分けることができます。紋の数により格付けが異なるので用途に合わせて選ぶことができるでしょう。

 

正装用の着物買取について

 

以前は冠婚葬祭やさまざまな行事に和装で出掛けていた方も、最近では洋装を着用するなどの変化が見られます。

 

そのため不要になった着物がタンスにしまったままになっているかもしれません。正装用の着物は上質なものが多いので使わずにしまっておくのはもったいないですね。着物は保管の仕方も重要で、放っておくと時間の経過と共に劣化することがあります。

 

着物買取店は不要になった着物を買取してくれるので、もう着物を着用しないのであれば利用してみることができるでしょう。

 

正装用の着物はまだまだ需要が高く、必要とされる場所は多くあります。買取してもらった着物はリサイクルとして売られたり、古いものであれば生地がリメイク用素材として利用されることがあります。大切な着物を無駄にすることがないよう買取店を活用できますね。

 

高額買取が期待できる着物

 

一般に、正礼装や準礼装、略礼装などの正装用の着物は上等で価値があるため高額買取を期待することができます。生地は正絹ですので上質な着物に分類されるでしょう。

 

訪問着や色留袖は、お茶会やパティーなどちょっとした場面でも用いることができるため非常に人気があります。正装用の着物の中でも、特に有名作家の作品は高い価値があるため高額査定の対象となります。

 

さらに着物の購入時には証紙や証明書が付属されているはずですが、この用紙は着物の価値を証明する大切なものです。買取の際に証紙や証明書があると高額買取が可能になるので、一緒に提出するようにしましょう。

 

高価な着物でも保存状態によって買取価格が下がることもあります。染みや汚れのない状態で着物を買取してもらうためにきちんと保管しましょう。

 

正装用の着物には高い需要があります。不要になった場合は買取店で買取を依頼するなら高額査定を期待することができるでしょう。